河風の 涼しくもあるか 打ちよする 浪とともにや
秋は立つらん
紀貫之
(かわかぜの すずしくもあるか うちよする なみと
ともにや あきはたつらん)
意味・・河風がまことに涼しく感じられることだ。
風に吹かれて打ち寄せる波とともに秋は
立つのだろうか。
立秋の日に河原を散策して詠んだ歌です。
注・・秋は立つらん=秋は波と一緒に立っている
のだろうか。「立つ」は秋立つと波が立
つを掛ける。
作者・・紀貫之=きのつらゆき。866~945。土佐
秋は立つらん
紀貫之
(かわかぜの すずしくもあるか うちよする なみと
ともにや あきはたつらん)
意味・・河風がまことに涼しく感じられることだ。
風に吹かれて打ち寄せる波とともに秋は
立つのだろうか。
立秋の日に河原を散策して詠んだ歌です。
注・・秋は立つらん=秋は波と一緒に立っている
のだろうか。「立つ」は秋立つと波が立
つを掛ける。
作者・・紀貫之=きのつらゆき。866~945。土佐
守、従四位した。「古今和歌集」の選者。
出典・・古今和歌集・170
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