ほととぎす 聞かで明けぬる 夏の夜の 浦島の子は
まことなりけり
西行
(ほととぎす きかであけぬる なつのよの うらしまの
こは まことなりけり)
意味・・郭公(ほととぎす)の鳴く声も聞くこともなく、
夏の短夜ははかなく明けてしまったが、まこ
とに浦島の子の玉手箱のように、あけてくや
出典・・山家集・187。
まことなりけり
西行
(ほととぎす きかであけぬる なつのよの うらしまの
こは まことなりけり)
意味・・郭公(ほととぎす)の鳴く声も聞くこともなく、
夏の短夜ははかなく明けてしまったが、まこ
とに浦島の子の玉手箱のように、あけてくや
しいことである。
時が過ぎ去るのが早すぎる !
唱歌「浦島太郎」です。
作者・・西行=さいぎょう。1118~1190。俗名佐藤
義清(のりきよ)。鳥羽上皇の北面武士であっ
たが23歳で出家。「新古今集」では最も入選
歌が多い。
出典・・山家集・187。
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