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この秋は 雨か嵐か 知らねども 今日の勤めの
田草取るなり       
                                    二宮尊徳

(このあきは あめかあらしか しらねども きょうの
 つとめの たぐさとるなり)

意味・・この秋は大雨が降ったり嵐が来るかも知れない、
    といって今の努力が無になることを考えずに、
    秋の豊作のため、今日の勤めである田草を一生懸
    命になって取っているのである。

    今日の仕事を真剣になってやる事の大切さを詠ん
    だ歌です。

作者・・二宮尊徳=にのみやそんとく。1787~1853。
    江戸時代の農政家。