まっさきに 気がついている 君からの 手紙 いちばん
最後にあける 俵万智 (まっさきに きがついている きみからの てがみ いちばん さいごにあける) 意味・・家のポストに届けられていた幾通かの郵便物の 中に、あなたからの手紙をまっ先に見つけ出し ていながら、じれったさを楽しむかのように、 私はその手紙を開封するのをわざと後回しにし て、いちばん最後に開封したことだ。 嬉しさや期待、ときめきや急(せ)く気持ちとと もに、逆に楽しみは後に取っておきたいような 気持ちやじれったさを楽しむような気持ちが混 在している様子がよく伝わってくる。 作者・・俵万智=たわらまち。1962~。早稲田大学卒。 佐々木幸綱に師事。歌集「サラダ記念日」が有名。 出典・・インターネット「俵万智のチョコレートBOX」。 |
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